前回に引き続き「プログラミング2.0」の読書感想を引き続きシェア。
ブレインプログラミング2.0を読んだ(1) 〜自分がやりたいことをはっきりさせよう〜
やりたいことは具体的に、はっきりさせよう
ブレインプログラミングの肝は「自分のやりたいことを、具体的に決める」事です。
自分が何をしたいのか、どうやって生きていきたいのか。
より具体的に文章化して、期限を付ける事が大切です。
例えば「2019年6月30日までに30万円貯金する」などなど。
期限を付けること、明確にイメージができるような目標を作ると、後はRASが作動し始めます。
目標を達成するためのヒントを、日常生活の中で自動的に収集し始めてくれるのです。
ちなみに期限は少し短めに切っておくのが吉。
具体的な目標にするのは、よりRASが情報を探しにいけるようになるための有効な方法です。
とにかくすぐ動け、動け、動け
やりたいことリストを作り、具体的な期限を切ったら、そのためにできることを「今すぐ」やることが大切です。
やることはどんなに小さな事でもOK。とにかくすぐにできることから手をつけて行く事。
動けば結果がついてくる。動くから現実が変わる。
行動はやっぱり重要です。
引き寄せの法則では、「いい気分でいること」を大切にし、文章の読み方によっては「行動は必要ない」ように取れるものもあります。
しかし、「言い気分でいること」を続け「やりたいこと」が明確になっていると、自然に行動量が増えていくもの。
そしてその行動を「苦」だと感じない、感じさせない人が多いから、「行動は必要ない」という事になるのかも。
「行動」は「すぐ動ける」「手が付けられる」大きさにバラしていく事。
「行動」にフォーカスしていくことは大切です。
昨日には「明日から始める」と言っていたことだろう。だが、「さあ、準備万端整った。今なら始められる。」と感じるときなど決して来ない。今しかない。
「ブレインプログラミング2.0」
笑いの重要性
目標を立て、すぐ行動できることからどんどん行動していく。
そうしていくと、当然失敗もあるし、周囲の人から批判や非難にさらされることもあるでしょう。
それを気合いと根性だけで乗り切るのは難しい。
キツい状況をどうやって乗り切っていくかの解決策として、ブレインプログラミングでは「笑い」の重要性をあげています。
二分間笑うと脳内に「エンドルフィン」が放出され、ストレスホルモンが減っていくことが科学的にも証明されているのだそう。
厳しい状況でもユーモアを忘れない。笑いながら人生を歩いて行く。
その姿勢がとても大切だと、この本は教えてくれています。
ユーモラスな面がない状況など、人の死も含めてほとんど存在しない。だから、それを探すだけだ。
「ブレインプログラミング2.0」
結論:成功哲学の科学的な裏付けと、著者の経験がベースの良書
ブレインプログラミング2.0に書かれているもの一つ一つは、全く目新しいものはありません。
RASが代表的な事例ですが、成功哲学やスピリチュアルでよいと言われるもの1つ1つに、科学的な裏付けを付加しているため、非常に納得しやすい内容になっています。
さらに、著者自身が経済的にもビジネス面でも破綻を迎え、そこから再起をした中で実践してきた手法であることも説得力を増しています。
自分の人生を見つめ直して、本気で人生を変えていきたい方には是非オススメしたい良書です。