自分の身体はとても繊細です。
暑い、寒いなどの環境の影響はもちろん、自分の感情からも身体は反応します。
私たちはついつい、自分の身体からの信号を無視しがちです。
少しおなかがすいた、目が疲れている、肩が凝っている、足が疲れているなどの反応は、
最初はとても小さな小さな信号です。
「小腹が減ったな」というタイミングで、少し何かをおなかに入れれば、身体は栄養を補給できます。
忙しさのあまり、目の前の仕事をこなすことに夢中で「小腹が減った」という反応を無視すると、
気が付いた時には栄養不足で身体の疲労はピークになっています。
エネルギー不足でグッタリ・・・という事になりかねません。
身体は気づいてくれるまで、信号を徐々に大きくしていきます。後回しにすればするほど、
リカバリーには時間がかかります。
「眠い」「疲れた」「おなかがすいた」は、できるだけ声の小さいうちに、
早めに対処すると、自分の状態のよさをキープできます。
最近は、「小腹がへったな」というタイミングで少しだけ食べ物を口に入れる、
「目が疲れたな」と気づいた段階ですぐ目薬をさす、「疲れたな」と感じたら早めに席を立って
身体をほぐす、といった感じで、自分の身体からの信号に早めに気づいて、対処するようにしています。
おかげで、一日の終わりにグッタリ疲れて動けない。という事がなくなりました。
たしかに疲労はするものの、心地よい疲労の範囲に収まるようになっています。
身体からの反応は、心とも密接に絡みます。
そのあたりは別の機会に書こうと思いますが、まずは自分の身体の状態をじっくり確認してみる事をおススメします。