「疲労」という幻想

人ごみに出ると疲れてしまう。

休日は疲れを癒すために、できる限りのんびりすごしたい。

というか、なにもやる気が起きない。

長らくそれを当たり前と信じて生きてきました。

普段の仕事でも、できるだけ省エネを心掛ける。

仕事の総量が増えないよう、あの手この手で回避策を練る。

その裏側には「いつか自分が疲れ果て、壊れてしまう日がくるのでは」という恐怖や不安がありました。

でもよく考えてみれば、疲れたら休めばいいんです。休めば回復します。

疲れて動けなくなるかも…とビビって恐る恐る動くのと、好きなだけ動いて好きなだけ休むのでは、どちらがパフォーマンスがよいかは明白です。

私は昔から「一定のペースで淡々と積み上げることが正義」と強く信じているところがあります。

その考え方を少し緩めて、できるだけ「今ここ」で自分と向き合ってもいいんじゃないかと思いました。

子どもって、後先考えずに目いっぱい動いて、電池が切れたみたいに寝ますよね?

あんな生き方をイメージして、しばらく過ごしてみる事にしました。

この考え方で3〜4日過ごしてるんですが、調子よく過ごせています。

意外と自分は動けるんだって事が分かってきました。

疲れた時はそこで休むようにしたら、お休みの時間が最高に気持ちよくなりました。

夜寝る時なんかは、本当にスイッチが切れたように眠りに入ります。

いいサイクルです。

「今ここ」を継続して過ごす事、オススメです。

騙されたと思って一度やってみてください。

日常が変わっていくと思います。