瞑想を知らない人はいないだろう。
瞑想を行っている人も、最近多くなっているように思う。
世の中にはたくさんの瞑想方法があり、今後も増え続けていくだろう。
どれが一番よい方法なのか、分からなくなる人もいるはずだ。
また、そもそも瞑想がどんな効果をもたらすのか、よく分からない。という人も多いと思う。
あと、「怪しい」という感覚ね。(笑)
ここ数週間、瞑想を実践してきて感じた事をシェアしていき、 「どんな瞑想がいいのか」「瞑想のメリットはなんなのか」に ついて書いていきたいと思う。
<どんな瞑想がいいのか>
結論。「自分が気に入ったものであればなんでもよい」。
身も蓋もないが、結論にして真実。
瞑想は本当にたくさんの種類がある。
禅、ヴィパッサナー瞑想、マインドフルネス瞑想、誘導瞑想・・・ 世の中にこれだけの瞑想が溢れている、ということは、 人の数だけ「自分に合う瞑想がある」ということ。
いくつか試してみて、「あ、なんとなく気持ちいいな」と思うものから取り組むのがベストだ。
瞑想の基本は「呼吸を大切にする」「自分の心と対峙する」。
これをどう実現しているかの方法が、星の数ほどあるということ。
自分の感覚を信じて、取り組みやすい瞑想から始めるといい。
ちなみに自分が今行っているのが、O and O Achademyの Soul Sycnc瞑想。
※メール登録すると、SoulSync瞑想についてのURLが記載されたリンクが送られてくる。
メール登録が面倒な方は、youtubeをどうぞ。
セミナーでこの瞑想を知り、お試しにやってみたらハマった。
ほどよく誘導瞑想も入っていて、今の自分にはよく馴染んでいる。
最後自分の願望に意識を向けるところも、願望を大切にしたい自分向き。(笑)
声を出すタイプの瞑想なので、家族がいるとか、騒音が気になる人には向かないかも。
<瞑想って、なんのメリットがあるの?>
ここは、自分も非常に疑問だった点。
ただ座って何も考えない事に、なんのメリットがあるのか?
「悟り」が開けて、常に至福を感じていられるようになるのか?
「悟り」を開くためにやるの? 怪しい・・・と思ってた。
実際にやってみると、全く違う。
ただ座って、呼吸に意識を集中する。これだけの事が難しい。
心の中のおしゃべりが止まらないのだ。思考が湧いて出てくる。
昨日起こった出来事、未来への希望、心配事・・・。
いかに自分が思考を続けている生き物かがよく分かった。
スピリチュアルではよく「今、ここ」に意識を集中することの大切さが述べられる。
未来と過去を捨てて、ただ「今」に意識を集中する。
スポーツでいう「ゾーン」と同じ。
極限まで研ぎ澄まされた集中状態は、思考が止まる。
「悟り」はそれに近い状態なのだと思う。
瞑想でその領域たどり着ける人もいるし、そうじゃない人もいる。
ただ、確実に言えることは、瞑想は「自分の思考」に気づける絶好の機会である、ということ。
自分が普段どんなことを考え続けているのか。
どんな方向の思考をしやすいのか。
呼吸に意識をむけつつも、湧いてくる思考を自分と切り離して眺めることができる。
思考を止めようとするのではなく、湧いてくる思考を眺めて、手放す。
最初は「思考を止めよう、止めよう」と躍起になっていた。で、苦しくなっていた。
けれど、途中から「思考を観察して、リリースしよう」という方向に転換したところ、瞑想が気持ちよくなった。
そして不思議なことに「思考しない」「ただ、在る」事を感じられる瞬間が増えつつある。
これがなんだか気持ちがいい。
自分の思考を「眺める」態度が身につくと、普段の生活の中でも自分の感情や思考を「観察する」事ができるようになる。
自分は今何を考えていて、何を感じているのか。
冷静に思考や感情と自分を切り離して見つめられることで、それらに飲み込まれて動けなくなることが少なくなった。
瞑想、オススメです。
自分の思考や感情を眺めることは、自分と丁寧に向き合うこと。
向き合う続ける事で、自分が生まれてきた意味や、この人生で成し遂げたい事が、だんだん分かってくるんじゃないか、と考えている。
瞑想の基本を知りたい方は、この本もオススメ。