投稿を続けてどれくらいたったのかなぁ、と思っていたら、1ヶ月ほどは経っているようです。
今までの投稿を振り返ると、見事に文体がバラバラで、じぶんでも笑ってしまうほど。
文体を統一するのがベターという話もよく聞きます。
おそらく、投稿者のキャラクターが読み手側で明確にならないのが主要因でしょう。
ある日は軽くてラフな文体なのに、別の日は堅くて真面目な文体。
投稿者のベースキャラクターはどっちなんだ?と、読み手が親近感をなかなか抱けません。
詩や小説は、「作品」として完成品が世に出ます。
発表された時点で、作者とは別のモノとして成長を始めていきます。
作者の魅力と作品の魅力は多分にリンクしますが、作品の中に作者のキャラクターが露骨に出てくる事はありません。
一方でブログは、投稿する側の普段の生活や、キャラクターと分かち難く結びついています。
記事から漂う生活感や、投稿者側の思考こそが大切な材料なわけです。
だからこそ、投稿者オリジナルの目線や、キャラクターを尖らせていく。
「自分ブランディング」というやつですね。
わたしはこの「自分ブランディング」というものには懐疑的です。
SNSやblog上で自分のキャラクターを確立する事は面白い。
だけど、そこにどこかしら「無理」や「嘘臭さ」を感じてしまうわけです。
人は本来多面的な存在で、色んな側面があってこそ素晴らしい。
自分の一側面だけを取り出して、必死にアピールする事は、ブランディングではありません。
敢えて「自分ブランディング」という言葉を使うのなら、多様性を見せる事、が自分のブランディング。
その日、その時、その瞬間にしか書けない言葉がある。生まれてこない文体がある。
「今」「この瞬間」を大切にして、生まれてくるものを素直に書き連ねたい。
そう思うわけです。 ひょっとしたら、こうやって書き続けているうちに、時間という魔法が文体を統一していくのかもしれません。
それはじぶんにも分からない、未来の話。 それでも変わらず続けていきたいのは、「今」「この瞬間」書きたいことを、書く。
それだけは変わらない流儀です。 blogは、詩や小説と違って、「今」「この瞬間」が出やすい媒体。
そして、その変化を追っていけるのも、いいところです。
こうやって文体に関する意見を述べているわたしが、半年後どうなっているのか。 ガッチガチの、文体統一主義者になっているのかもしれません。(笑)
とにかく! じぶんが「今」「この瞬間」考えたことを、素直に、そのままに書いていくこと。
ただそれだけを、続けていくつもりです。
以上! 【ライフセッション受付中】 「あなたの心をゆるゆる軽くして、ワクワクが輝き出す」ライフセッションを実施中です。 詳細はこちらから。 ライフセッション申込